2011年9月16日金曜日

加速する海外M&A 2011年8月は前年同月の約3.7倍(4507億400万円)

◆日本企業の海外M&A相次ぐ

M&A(企業の合併・買収)助言のレコフ調べによると、
2011年8月は円換算ベースで4507億400万円となり、
前年同月の約3.7倍。件数ベースでは8月は42件と、同10件増。

記録的円高が日本企業の海外展開を後押ししているようです。



◆内需縮小、生き残りをかけての海外展開

2009年7月 記憶に新しい、国内の食品企業、
最大手キリンと2位サントリー統合交渉話

最終的には、2010年2月に話は流れましたが、
市場縮小に端を発し、国内の熾烈なシェア争いから、視点移し、
海外に活路を見出した事例であり、その後、現在進行形で
ビール各社は、海外M&Aに力を注いでいますね!

【キリンホールディングス】
ブラジルのビール2位、スキンカリオールの株式の50%強を約2000億円で取得

【アサヒグループホールディングス】
ニュージーランドの酒造大手、インディペンデント・リカーを約1000億円で買収

アサヒの幹部によると、
2015年までに売上高を
現在の1兆5千億円から2兆~2兆5千億円に引き上げる、
とし、東南アジアや中国、オセアニアでの買収を積極化

達成に向けて、積極的にM&Aを進めていく事を公言している。



◆M&A市場が回復傾向

また、円高、(外国と比べ日本の)法人税率が高いこと、
労働規制、電力供給、FTAなどが原因で、
各企業共に海外への製造移転ニーズがますます高まっていますから、
今後は、製造業を初めとした国内型産業は、
M&Aによる規模拡大と合理化推進
生き残りをかけて行くのではないでしょうか。

M&Aの成否は、シナジー効果による企業価値向上を
具現化するポストM&Aにかかっていますから、
ここにもコンサルタントの出番があるわけです。


加速する海外M&Aに今後も注目です。

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