2011年5月27日金曜日

日本の食卓の危機

日経ビジネスの記事で、
先物市場でトウモロコシの価格高騰が続いている。
とありました。

◆トウモロコシの価格高騰の真相は?

米国の農務省の調べによると、
1980年代から2006年前半まで1ブッシェル(25.4㎏)=2~3ドルの
範囲で比較的安定していた価格の安定は、
投機マネーの流入により崩れ始め、
リーマンショック前の2008年7月に、
過去最高の1ブッシェル(25.4㎏)=7.65ドルを記録している。

リーマンショック後は、4ドル台にまで落ち込んだものの、
2010年夏から再び上昇を続け、ついに最高値を更新。

原油、貴金属、穀物など投機マネーの流入により、
価格が引き上げられているが、
実は、トウモロコシだけ例外だという。

「需給の圧倒的な不足」


つまり単純に、
「生産量の増加よりも消費量が増えている」
わけですね。


需給のバランスを見るための1つの指標として、
在庫率というものが出ているが、
これを見てみると、例年の10%台から、現在5%まで下がっている。。

例年の半分以下。。
素人目には、この数値が持つ、危機的状況が
どの程度のものなのかは判断がつきませんが、
何となく、やばい感じはビンビン伝わってきませんか??


◆いったい、消費量増加の原因はなんだろうか?


◇エネルギー需要

たとえば、世界最大のトウモロコシ生産地である米国では、
バイオエタノールなどのエネルギー向け需要が約4割を占める。

世界的にバイオエタノールを使ったクリーンエネルギーへの
転換が進めば、トウモロコシの消費量はますます増える。


◇中国要因

2010年から中国はトウモロコシを輸入し始めた。
中国ではトウモロコシを原材料として、
製紙、ダンボールなどの工業用途としても活用している。

国民13億人が、本気で消費に回ったら、あっと言う間に
在庫は無くなってしまうでしょうね。。(汗)


いずれにせよ、食料の多くを輸入に頼る日本は、
今後、世界各国との買い付け競争に直面することになるわけです。

実際に、
総合商社では、トウモロコシや
大豆で買い負ける例が目立っている
という。。

日本の食卓の危機は我々の意識外から、
静かに迫っているのかもしれませんね。。


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